そうそう、朝の連続テレビ小説の。
毎回号泣ですよ。
うちのお婆さん世代の話ですが、話の内容もうちのお婆さんと似ているところがあってね。
うちの家族はみんなそう思いながら観てるかも・・・
うちのお婆さん、あの時代に学校の先生の免許を取ったのですよ。
そして、親元はなれて学校に行っている時ににお母さんを病気でなくしたの。
お婆さん、自分の青春時代の話をよくしてくれたのよ。
当時九州のど田舎から東京に行くのがどんなに大変だったか、東京の様子、下宿していた人の話、ご家族が子爵をされていたというクラスメイトの話。
江ノ島への遠足の話。
よく、歌を歌ってたらしく、東京のよその大学の校歌を90歳になってもよく歌ってた。
国木田独歩の詩が大好きで、お友達と朗読したりしてたんだって。
ボケも手伝って何度でも話してくれたおかげで、私の頭の中にははっきりとお婆さんの話が刻まれてるのよ。
私は、どこのおじいちゃん、おばあちゃんでも文化遺産だと思ってる。
(でも、彼らが言ったことに私が従うかどうかは別よ。)
そしてこのお婆さん、学校卒業して、家に戻ったあと家出したの。足袋のままで。 一銭も持たずにね。
そのまま家には帰らず。(この話をしたら怒られるかも・・・)
お婆さんの情熱というか、大胆さというか、頑固さというか強情さって言うのか。
どうも、しっかりと私にも受け継がれてるみたいですよ・・・
このまえ、みかん(長女)の学校の先生がみかんのこと、”相当に気が強くて頑固”って・・・
まったく、誰に似たのかしらね・・・